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ハッブルとウェッブ、カリーナ星雲の雲を異なる光で捉える

· BehindLines 編集部

ハッブルとジェイムズ・ウェッブのチームが10月29日に公開したカリーナ星雲の画像には、猫を思わせる暗い柱が写っている。注目すべきなのは画像の比較だ。同じガスと塵の雲でも、記録する光の波長によって姿が変わる。「猫の頭」という呼び名は輪郭を表したもので、天体の分類名ではない。

装置によって見える細部が変わる

ESA/Hubbleの発表では、この領域までの距離は約7,500光年とされる。可視光では、塵が不透明な柱を描き、その縁を発光するガスが囲む。赤外線では、ウェッブが塵の幕の一部を通して、より多くの星や構造を捉える。

NASAの説明によると、近赤外線の画像を得た装置はNIRCamだ。観測は2026年5月27日に実施されており、10月の公開日が撮影日を示すわけではない。複数のフィルターで異なる範囲の光を選び、それぞれに色を割り当てて公開画像を組み立てている。

そのため、色合いを解釈する際には説明文を読む必要がある。表示された青や黄はデータの表現方法を反映し、その色だけで星の年齢が測れるわけではない。説明文には、近赤外線でもなお隠れた星や、背景に見える少数の銀河も挙げられている。

輪郭と、その成り立ちの解釈

ESA/Hubbleによれば、大質量星の放射と恒星風が周囲を侵食し、この柱を形作った可能性が高い。密度の高い部分ほど侵食に耐えるという。ただし、これは景観に対する解釈として述べられている。

ESA/HubbleはMIRIで撮影した中間赤外線の第三の画像も示した。そこにある明るい光源は、雲に埋もれた若い星かもしれない。細長い構造がその位置を横切るように見えるが、発表は、画像だけでは両者の物理的な関係を証明できないと注意を促す。見かけが重なるだけでは、二つの構造がつながっているとは判断できない。

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