BehindLines

イエメンのタイズ、道路封鎖が給水と病院にも影響

· BehindLines 編集部

国連機関は10月20日、イエメンのタイズで人道危機が悪化していると警告した。移動の制限で生活必需品が届かず、影響は食料不足だけにとどまらない。燃料が途絶えれば、給水設備や病院の機能も停止する恐れがある。公表された数値は当日に報告された状況を示し、各施設の在庫を一律に保証するものではない。

共通の物資に支えられる生活基盤

人道調整官Laurent Bukeraはアデンで声明を出し、フーシ派当局に商品、医薬品、援助物資の通行を認めるよう求めた。医療体制は崩壊寸前にあり、酸素の調達も難しくなっていると説明した。市内の水の生産量が半減していることも報告した。国連イエメン

ジュネーブの記者会見では、WHOがタイズの12病院に残る燃料を約4日分と説明した。監視対象の必須医薬品127品目のうち、115品目の在庫は1週間以下だった。これは10月20日に伝えられた推計であり、病院が確実に閉鎖する日付ではない。ユニセフも、給水ポンプの運転には軽油が必要だと指摘した。国連ジュネーブ

避難の拡大が負担を増やす

国連によれば、戦闘再開後にイエメン全土で新たに避難した人は25万人を超え、その約半数がタイズ県にいる。この数値はタイズ市だけでなく、イエメン全土を対象としている。

アナドル通信は、タイズとアデンを結ぶ補給路をフーシ派が閉鎖したことに対する、フォルカー・テュルク国連人権高等弁務官の警告も伝えた。人道当局者が求めるのは民間人の安全な通行の回復だ。その要請は、すでに通行合意が成立したことを意味しない。燃料の備蓄量は、通行条件や今後の搬入によって変わり得る。

出典