サーモフィッシャー、増収と二つの利益指標
· BehindLines 編集部
サーモフィッシャーサイエンティフィックは10月21日、第3四半期の売上高と利益率が上昇したと発表した。実験室向けの機器やサービスを提供する米企業で、対象期間は9月26日まで。示された数字は既に終わった期間の実績であり、年末までの数カ月間の予測ではない。
売上高は121億4000万ドルとなり、前年同期の111億2000万ドルから9%増えた。会社の発表もこの金額を示し、オーガニック成長率を6%としている。
二つの伸び率の読み方
公表売上高の伸び率とオーガニック成長率は、同じ範囲を測っているわけではない。会社の調整表によると、買収と事業売却の寄与は3ポイントで、為替の寄与は丸めた数字でゼロ。オーガニック成長率はこれらの影響を除いたものだ。二つの主要な伸び率を足して15%増と考えることはできない。
会社の発表によると、調整後の1株利益は6.68ドルだった。MarketBeatが集計したアナリスト予想の6.40ドルを上回る。市場予想はアナリストによる推計であり、会社が達成を保証した目標ではない。一部の会計項目を除く調整後利益は、米国会計基準(GAAP)に基づく希薄化後1株利益とも異なる。後者は4.64ドルだった。
利益率の改善に一時的な押し上げも
GAAP営業利益率は17.4%から18.6%に、調整後営業利益率は23.3%から24.5%に上昇した。いずれも改善幅は1.2ポイントとなる。
StockAnalysisとBenzingaが掲載した決算説明会の文字記録によると、経営陣は関税還付による当四半期の調整後営業利益への純効果を約6000万ドルと説明した。経営陣は、この効果を調整後営業利益率の約0.5ポイント分とも説明した。改善幅1.2ポイントに対する割合は約42%となる。この計算は今回の改善に含まれる一時的な寄与を示すもので、再現を保証するものではない。
S&P Capital IQは純利益を17億2100万ドルと報じている。売上高、純利益、1株利益は、それぞれ別の指標だ。比較することで今四半期の業績を理解しやすくなるが、その先の四半期の結果を予測するものではない。