ISS、8基目で最後の展開型太陽電池アレイを設置
· BehindLines 編集部
国際宇宙ステーション(ISS)の電力増強作業が完了した。NASA のステーション・ブログによると、アニル・メノン宇宙飛行士(NASA)とジョシュア・カトリック宇宙飛行士(カナダ宇宙庁)は、11月5日の米東部標準時午後3時35分に船外活動を終えた。3B 電力チャンネルにつながる 8基目で最後の展開型太陽電池アレイを設置し、展開したあとだった。
約7時間の船外活動
同じブログによると、船外活動は午前8時36分に始まり、アレイはステーションの右舷側トラスに設置された。ブログは、これで発電システムの増強が完了したと説明する。Space.com は活動時間を6時間59分と伝え(NASA は確認したページでは総時間を明記していない)、メノン氏が活動の終わりに「We got it done!(やり遂げた)」と語ったと引用し、この最後のアレイで2021年6月に始まった作業が完結したと伝えている。
1週間前の7基目
同じ2人は 10月29日に 2A チャンネルで7基目を設置しており、その船外活動は7時間11分だった。NASA はこれを米国による100回目の船外活動と位置づけ、メノン氏にとって4回目、カトリック氏にとって初めてだったとしている。この日は11月5日の作業に向けた準備作業も済ませていた。
何が変わる見込みか
NASA は、8基のアレイを合わせると利用可能な電力が最大30%増え、ステーションの発電量が160キロワットから約215キロワットになる見込みだと説明していた。Space.com も約30%の増加に触れている。これは船外活動の前に示された見通しで、11月5日のブログには実測の電力値は書かれていない。
NASA はまた、これらのアレイが、寿命を迎えたステーションの制御された軌道離脱を含む重要な運用に電力を供給するのに役立つと述べていた。地上チームの次の課題は、8基すべてが想定どおりの電力を供給しているかを確認することだが、今回確認した資料にはまだ記録がない。