ワシントンの連邦判事、トランプ氏の凱旋門の工事を一時停止
· BehindLines 編集部
連邦地裁のタニヤ・チャトカン判事は、ドナルド・トランプ氏がワシントンに建てようとしている凱旋門について、14日間、あらゆる建設作業を停止するよう命じた。CBSニュースによると、この一時的差し止め命令が出たのは11月5日(木)の深夜で、AP通信の記事を転載したアルジャジーラは6日(金)としている。
決定の内容
チャトカン判事は33ページの命令で、原告は政府が求められる法的手続きに従わなかったことを示せる可能性が高いと記した。CBSによれば、現場周辺の交通問題による「具体的な経済的損害」を理由に、バージニア州とコロンビア特別区にも原告適格がある可能性が高いと判断している。アルジャジーラは、政権が前の週に早ければ木曜に着工できると述べていたことに触れており、14日間が過ぎた後にどうなるかは記事に書かれていない。
委員会の採決
木曜、国家首都計画委員会(NCPC)は、約9時間に及ぶ公聴会の末、8対4でこの計画を承認した。CBSによると、委員会には1300件を超える意見が寄せられ、大半が反対だった。事務局長のマーク・パオレッタ氏は行政管理予算局の主任弁護士でもあり、承認を勧告していた。
計画の概要
凱旋門の高さは166フィートで、頂部に金色の像が3体載り、全体では250フィート(76メートル)になる。場所はリンカーン記念堂とアーリントン国立墓地の間にあるメモリアル・サークルで、レーガン空港に近い。連邦航空局(FAA)は、安全のための照明を条件に、航空の安全に「危険はない」と判断した。展望台が設けられ、政権は1日2000〜2万2400人の来訪者を見込む。CBSによると、工事は3年かかる見通しで、費用と負担者は明らかでない。
9月にトランプ氏は、ドローンや狙撃用弾薬を収める「最高級の軍事施設」になると語った。CBSによれば、NCPCの文書には軍事用途の記載がなく、司法省の弁護士も10月の審理で詳細を示さなかった。
原告
ベトナム戦争の退役軍人のグループ(マイケル・レモン氏、ショーン・バーンズ氏ら)が提訴している。アルジャジーラによると、彼らは凱旋門がアーリントンとリンカーン記念堂の間の見通しを遮りかねないと主張している。バージニア州とコロンビア特別区は10月下旬に別の訴えを起こした。司法省は、ホワイトハウスの舞踏室をめぐる最高裁の最近の判断に従うよう判事に求めた。その判断では原告に原告適格がない可能性が高いとされたが、原告側は本件は異なると反論している。