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イタリア・アルプス、氷河の後退で戦争の遺物も姿を現す

· BehindLines 編集部

イタリア・アルプスでは、氷河の後退によって第一次世界大戦時の弾薬が再び姿を現している。イタリア放送協会(RAI)が10月24日に伝えた夏季の集計では、イタリア陸軍の専門要員が回収した爆発物は250個を超えた。この数字は、高山地帯で夏の間に行われた複数の処理作業をまとめたもので、一度の発見によるものではない。

山のルートに潜む危険

RAIは、プリミエーロ地区でのジュリア山岳旅団の作業などを挙げている。ほかにもアダメッロ・ブレンタ、マルテッロ谷、ステルヴィオ国立公園、トナーレ峠周辺で作業が行われた。氷の中で1世紀以上を過ごした物が再び現れることがある。

登山者に対し、陸軍は同放送を通じ、不審な物に触れず、場所を正確に説明して治安当局へ通報するよう呼びかけている。歴史的な遺物を見つけても、記念品として手に取ってよいことにはならない。

保存すべき歴史資料

トレント自治県が10月3日に発表した別の声明は、8月中旬から9月中旬にかけてラレス氷河で行われた森林当局の取り締まりを説明している。押収品には兵士の装備や弾薬の破片が含まれ、スピアッツォ・レンデーナの第一次世界大戦博物館に託された。

これらの職員は、爆発物の捜索と無力化を担う軍人も支援した。声明はこのように、歴史遺産の保護と、山を訪れる人々の安全を結び付けている。

ドロミーティは別の研究範囲

背景は今回の処理活動だけにとどまらない。イタリア山岳会の科学委員会が10月1日に公表した研究概要では、研究者が航空測量、ドローン、ライダーのデータを使い、1980年代以降のドロミーティの氷河の変化をたどっている。

研究は氷の厚さが大きく減ったことを示している。ただし、対象はドロミーティであり、前述の処理作業が行われた複数の地域とは範囲が異なる。地域的な背景を示すもので、各作業地点での氷河後退を測定したり、残る弾薬を数えたりしたものではない。したがって、処理活動の集計が、戦争によって残されたすべての危険を網羅する一覧になるわけではない。

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