若年発症の2型糖尿病、24週間の試験で参加者の54%が寛解
· BehindLines 編集部
「RESET for Remission」と名付けられた臨床試験で、超低カロリー食と指導付き運動を組み合わせたプログラムにより、試験群の若年成人の54%で2型糖尿病が寛解したと報告された。ScienceDaily は2026年10月30日にこの結果を伝えており、Medical Dialogues は10月7日にすでに取り上げていた。研究は『The Lancet Regional Health – Americas』に掲載され、欧州糖尿病学会(EASD)の年次総会で発表された。
96人の成人を対象にした試験
これらの情報源によると、カベリ・ダスグプタ(Kaberi Dasgupta、マギル大学、モントリオール)とトーマス・イェーツ(Thomas Yates、レスター大学)らの研究者は、早期に発症した2型糖尿病と肥満があり、インスリンを使っていない18歳から45歳の成人96人を登録した。参加者は3つの施設(レスター、マギル、アルバータ大学)に分かれていた。50人がプログラム群、46人が通常ケア群に割り付けられた。平均年齢は38歳、平均の体格指数(BMI)は35.2だった。登録は2021年9月から2025年6月まで行われ、参加者の90%が最終評価を受けた。
プログラムの内容
12週間、参加者は1日800から900キロカロリーの食事を取り、週2回の指導付き運動と1回の自主的な運動を行った。13~24週目は体重維持の食事で、自主的な運動は続けられた。血糖を下げる薬は開始時に監督のもとで中止された。寛解は、HbA1cが6.5%未満で、少なくとも12週間血糖降下薬を使っていない状態と定義された。
結果と限界
24週時点で、プログラム群では50人中27人(54%)が寛解し、通常ケア群では46人中2人(4%)だった。Medical Dialogues は調整後オッズ比を21.6と伝えている。平均体重は8.4キロ減り、もう一方の群は1.2キロだった。重い有害事象は報告されず、便秘、頭痛、めまい、疲労といった軽い症状がプログラム群の43人、対照群の6人に出た。著者らはいくつかの限界を挙げている。非盲検のデザイン、選ばれた集団であること、運動の効果を切り分ける食事のみの群がないこと、寛解がどれだけ続くかを判断するには6か月の追跡では短いこと、欠測した寛解データは非寛解として扱われたことだ。寛解は恒久的な治癒ではない。本記事は研究結果を伝えるものであり、医療上の助言ではない。