BehindLines

AMD:データセンターが売上増を牽引

· BehindLines 編集部

AMDは11月3日(火)、9月26日に終了した第3四半期の売上高が133億8000万ドルで、前年同期比45%増だったと発表した。この米半導体メーカーの純利益は、米国会計基準(GAAP)で24億3000万ドル、希薄化後1株当たり1.46ドルだった。調整後の1株当たり利益は2.09ドルである。

売上高は、ロイターが伝えたLSEGのデータによるアナリスト予想の130億9000万ドルを上回った。調整後の1株当たり利益の予想は1.95ドルだった。これらの数字を比較するには同じ会計基準をそろえる必要がある。調整後の指標は計算から一部の項目を除いているためだ。AMDは、これらはGAAPの決算を補うものであり、置き換えるものではないとしている。

この伸びの主な牽引役はデータセンターで、売上高は97%増の約85億ドルとなった。AMDはサーバー向けプロセッサーEPYCと、人工知能向けアクセラレーターInstinctを前面に出している。一般消費者向けの状況はそれほど一様ではない。PCとゲームを合わせた部門は8%減の37億ドルだった。ただしこの部門の中でも、PC向けプロセッサーの売上は7%増、ゲームの売上は40%減と分かれている。部門の減少は、両方の事業が一緒に縮小していることを意味しない。

第4四半期について、AMDは売上高を約170億ドル、上下3%の幅と見込む。ロイターはコンセンサスを162億3000万ドルとしている。調整後の粗利益率は第3四半期の56%に対し、約55%を目標とする。これらの目標は需要と供給の動向に左右される。

今回の発表は、コンピューティング基盤が同社の事業で占める比重が高まっていることを示している。今後を見極めるには、実際の売上を発表済みの見通しと比べ、会計上の業績と調整後の指標を区別する必要がある。

出典