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セルビア議会選、ブチッチ氏が学生リストの勝利を認める

· BehindLines 編集部

セルビアで10月25日(日)に行われた議会の前倒し選挙を受け、アレクサンダル・ブチッチ氏は同日夜、敗北を認めた。アルジャジーラによると、同氏は一部の票のサンプルに基づき、「学生リスト」が定数250の議会で135〜140議席を得る一方、自身のセルビア進歩党は約105議席にとどまるとの見通しを示した。同氏自身、これらの数字は暫定的なものだと付け加えた。

CBSニュースが伝えたAP通信の記事によれば、ブチッチ氏は自陣営の得票を約170万票、学生運動から生まれたリストの得票を約220万票とした。調査機関IpsosとCeSIDの初期予測では、学生リストの得票率は約52%だった。フランス24は、選挙監視団体CRTAの集計として、学生リストが51.5%、与党連合が40.2%と報じた。最終的な公式結果はまだ発表されていない。

フランス24が引用した調査機関と選挙管理委員会によると、投票率は70%近くに達し、1992年のユーゴスラビア解体以降で最も高い水準となった。ABCニュースによると、発表後、学生リストの支持者がベオグラードなど各地の街頭に繰り出した。

今回の選挙は、約2年にわたる抗議運動の帰結でもある。運動は2024年11月、ノビサド駅でコンクリート製の庇が崩落し16人が死亡した事故をきっかけに始まった。学生たちはその後、汚職や強権的な統治に反対してきた。AP通信は、ブチッチ氏が14年間にわたりセルビア政治を支配し、ロシアのプーチン大統領の支持を受けていたと指摘している。

ブチッチ氏は演説で、敗因を独立系メディアや外国の干渉に求めたが、根拠は示さなかった。一方、選挙監視員は投票日に数十件の不正を報告した。有権者が投票用紙を撮影する行為(圧力を受けている可能性を示す)や、票の買収の試みなどが含まれる。

欧州連合(EU)への加盟を目指すセルビアにとって、これは大きな政権交代となる。ただし、正式結果の発表と政府の樹立という段階がまだ残る。指導者を置かないとする学生運動は、首相候補に誰を推すのかをまだ明らかにしていない。

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