ブラジル大統領選、ルラ氏再選 フラビオ・ボルソナロ氏は結果拒否
· BehindLines 編集部
ブラジル大統領選挙の決選投票が10月25日(日)に行われ、ルイス・イナシオ・ルラ・ダシルバ氏が勝利した。AP通信とPBSニュースアワーが伝えた高等選挙裁判所の集計によると、現職のルラ氏の得票率は有効票の51.76%で、ジャイル・ボルソナロ元大統領の息子であるフラビオ・ボルソナロ上院議員は48.24%だった。AP通信によると、全票の開票後、両者の差は440万票近くに達した。
この結果は、10月4日の第1回投票の構図を覆すものだ。第1回ではフラビオ・ボルソナロ氏が約47%で首位に立ち、ルラ氏は45%だった。CNBCによると、1989年に大統領の直接選挙が復活して以来、第1回投票で後れを取った候補が決選投票で勝利するのは初めてだという。80歳のルラ氏は2027年1月5日、通算4期目となる任期を、連続ではない形で始める。
開票の夜は、土壇場の判断で揺れた。最高裁判所の判事の1人が投票時間を2時間延長したのだ。フランス24によると、この措置はルラ陣営の申し立てを受けたもので、陣営は有権者の移動手段に遅れが出ていると訴えていた。AP通信は、全国各地の投票所で混乱が生じた様子を伝えている。
敗れた候補が拠り所としているのはこの点だ。CBSニュースによると、フラビオ・ボルソナロ氏は短い声明で、投票時間の延長を「受け入れられない」とし、結果を認めることはできないと述べ、選挙の無効を求める考えを示した。これらの報道の時点で、同氏は敗北を認めていなかった。
決選投票は、強く二極化した選挙戦の締めくくりとなった。2022年の選挙でも、ルラ氏はボルソナロ陣営と争っている。正式な結果は選挙司法当局が発表し、敗者側が異議を申し立てた場合は、管轄の裁判所が審理することになる。ブラジル国民にとって直接の影響は連邦政府の指導者が継続することで、新たな任期は1月に始まる。参照した報道は、異議申し立てが法的にどう進むかについてまだ触れていない。