米国防総省がUFO文書の第7弾を公開 音のない黒い三角形
· BehindLines 編集部
つや消しの黒い三角形の物体が、音もなく尾根の上に昇り、しばらく静止した後、峡谷へと降りていった。米国防総省(現在は「戦争省」とも称する)が10月23日(金曜日)にインターネット上で公開した「未確認異常現象」(UAP、かつてのUFO)に関する文書の第7弾で、最も注目を集めている記録だ。公開は公式発表で告知され、週末にかけても文書の読み込みが続いた。
ワシントン・タイムズなど米メディアが伝えた文書の内容によると、目撃は2026年6月、米西部にある国家安全保障上の重要施設の近くで起きた。場所は明らかにされていない。連邦捜査機関の特別捜査官2人が物体の様子を証言し、別の地点にいた3人目の当局者も一致する説明をした。継続時間については記録によって食い違いがある。約3秒とする記録がある一方、この種の案件を扱う国防総省の部署AAROの覚書は、約10秒の上昇、約20秒の空中静止、その後の短い加速を記している。翌朝に峡谷を調べたが、残骸も地面の痕跡も見つからなかった。
今回の文書は28点で、すべて文字資料であり動画はない。これまでで最も小規模な公開となった。トルコのアナドル通信によると、ユタ州のスキンウォーカー牧場で起きたとされる超常現象の報告、1940~50年代の目撃記録、米航空宇宙局(NASA)と国防総省が宇宙機の破片とみられる物をどう扱ったかに関する資料も含まれる。ワシントン・タイムズはまた、1956年に空軍の操縦士がグアム上空で点滅する光を報告した記録にも触れている。故障した気象観測気球だった可能性があるという。
一連の公開は、今年初めに出された大統領令に基づく。各機関に関連記録を洗い出し、機密を解除するよう求めたものだ。ショーン・パーネル報道官は、準備が整い次第、war.gov/ufoで追加の文書を公開するとしている。
文書は、書かれている以上のことを読み取らないことが大切だ。「未解決」の案件とは、結論を出すのに十分なデータがなかったという意味で、地球外起源が示されたわけではない。ワシントン・タイムズは、公開された文書のどれにもそうした決定的な証拠はないと指摘している。三角形の案件とともに出された画像も、真正性が確認された写真とは説明されていない。価値は別のところにある。研究者や記者、関心を持つ人々にとって、これらの記録は、米政府が誰にも説明できない目撃情報をどのように集め、分類し、時に未解決のまま残しているかを示している。