CVSが2社に分割へ:保険は一方、薬局はもう一方
· BehindLines 編集部
CVS Healthは11月4日、保険と医薬品給付管理を軸とする会社と、約9,000店の薬局を軸とする会社の2つの上場企業に分離する意向を発表した。分離は2028年上半期に見込まれ、一連の買収で米国医療の巨大企業となった同グループの歩みを一部巻き戻すことになる。
同社が米証券取引委員会(SEC)に提出した文書によると、第1の会社は当面CVS Healthの名称を維持し、Aetna、CVS Caremark、CVS Specialty、Oak Street Health、Signify Healthを擁する。現会長兼CEOのDavid Joyner氏が引き続き率いる。第2の会社はCVS Pharmacyと名付けられ、小売薬局、郵送薬局、MinuteClinic(遠隔診療を含む)、Health100の技術サービス事業を担う。現グループ社長のPrem Shah氏がCEOとなる。
同社は、この取引が会社と株主に対して非課税となることを目指しており、株主は両社の株式を保有すると説明している。より焦点を絞った戦略、独立した資本構成、機動性の向上を理由に挙げた。Healthcare Diveによると、Joyner氏は規制圧力が理由ではないと述べているが、同グループは薬局と薬剤給付管理会社の共同所有を禁じるアーカンソー州とテネシー州の法律に異議を唱えており、超党派の連邦法案も同様の方向だという。
発表は第3四半期決算と同時だった。Healthcare Diveによれば、利益は22億ドルで、前年同期は40億ドルの赤字、売上高は1,084億ドル(前年同期は1,029億ドル)。2026年の見通しも引き上げた。アナリストでは、LeerinkのMichael Cherny氏が「完全な衝撃」と述べ、ForresterのArielle Trzcinski氏は過去の買収の中核的前提を覆すものと評し、J.P.モルガンのLisa Gill氏は「一定の論理がある」としている。
不明な点として、分離のコスト、負債の配分、取締役会の構成は、確認した文書では詳しく示されていない。一部事業の帰属については情報源によって異なる場合もあり、2028年という時期はあくまで見通しである。