パリでイブラヒム・マハマが使い古された物に新たな命を与える
· BehindLines 編集部
使われた麻袋、工場の部材、そして画像。ガーナの美術家イブラヒム・マハマによるパリのカルティエ現代美術財団の展覧会は、こうした物を取り上げる。「The Harvest Season」の会期は2026年10月22日から2027年2月28日までと案内されている。財団によると、九組の美術家や集団も招かれた。公表された開幕日は10月22日だ。公式案内・日程
素材が伝える以前の暮らし
Wallpaperの10月24日の記事は、建物のアーケードに掛けられた袋の布を紹介する。かつてカカオの輸送に使われた素材だ。展示室へ移されることで見方が変わり、摩耗した物には、作り、運び、扱った人々の痕跡が残り得ることが見えてくる。取材記事
Artnetが紹介する「Things Fall Apart」は、ガーナの旧ガラス瓶工場に由来する作品。回収した材料を運び、再び組み立てた。生産現場に属していた部材が展示空間に入り、その現在の形とともに以前の用途へ目を向けさせる。作品紹介
一人の歩みを超えて
CATPCはコンゴ民主共和国のルサンガで活動する、美術家とプランテーション労働者の集団だ。集団について
この集団はカカオの彫刻やジュート布への刺繍で参加する。Human Activitiesは、2022年のルサンガでの活動を含む、マハマとの継続的な協働の中に今回の招待を位置づける。集団の参加は、一人の美術家の経歴だけでは捉えられない視点を加える。協働
関連図録はフランス語版と英語版がある。学芸員の文章やマハマとの対話に加え、Bernard Akoi-JacksonによるクマシのKNUST大学についての論考を収録。制作、学び、共同作業の関係を考える別の入口となる。図録
財団が示す所在地は2, place du Palais-Royal, 75001 Paris(パリのパレ・ロワイヤル広場2番地)。公表された火曜から木曜の開館時間は11時から19時で、月曜は休館。訪問前に最新の入場案内を確認したい。利用案内